プロテインを飲む日の食事バランス|何を減らして何を足す?


プロテインを飲み始めたけれど、食事はそのままでいいのか分からない。ごはんを減らしたほうがいいのか、おかずを減らすのか。かえって栄養が偏っていないか心配になる。

この疑問はとても自然です。プロテインはたんぱく質しか補えないので、他の栄養素は食事で確保する必要があります。この記事では、飲む日の食事をどう組み立てるかを整理します。

📌 この記事でわかること
  • 1日のたんぱく質量の目安と、プロテインが埋める位置
  • 減らすなら何から減らすか
  • 足りなくなりやすい栄養素
  • 飲む時間帯別の食事の組み立て方

まず、1日の目安量を知る

成人女性のたんぱく質の推奨量は1日50g前後です。運動習慣がある方や、体格が大きい方はもう少し多めが目安になります。

プロテイン1杯で摂れるのは15〜20g。つまり、1杯飲んでも、残り30〜35gは食事から摂る必要があります。

食事側の目安はこうです。

食品1食分のたんぱく質
鶏むね肉100g約23g
鮭1切れ約20g
卵1個約6g
納豆1パック約8g
木綿豆腐1/3丁約7g
ごはん1膳約4g
食パン6枚切り1枚約6g

主菜が1食あればだいたい20g前後。朝昼夜のうち2食に主菜が入っていれば、プロテイン1杯と合わせて目安に届きます。

読者
プロテインを飲んだ分、おかずを減らすべきですか?
Minami
いいえ、おかずを減らすのは逆効果になりやすいです。主菜にはたんぱく質だけでなく鉄や亜鉛、ビタミンも入っています。減らすなら、まずは間食や飲み物の砂糖から見直すほうが自然です。

減らすなら、この順番

体重を落としたい、総量を増やしたくないという場合、減らす順番があります。

1. 甘い飲み物と間食

一番影響が大きく、栄養の損失が少ない部分です。カフェラテのシロップ、午後のお菓子など。置き換えの考え方は職場のおやつをプロテインに変えるなら?にまとめました。

2. 揚げ物や脂質の多い調理

同じ食材でも、調理法で大きく変わります。揚げる、炒めるを、焼く、蒸すに変えるだけで調整できます。

3. 主食の量

ごはんを大盛りから普通盛りに、パンを2枚から1枚に。ただし、主食を極端に減らすとエネルギーが足りず、だるさが出ることがあります。半分以下にするのはおすすめしません。

減らさないほうがいいもの

  • 主菜(肉・魚・卵・大豆製品)
  • 野菜
  • 乳製品(乳製品が大丈夫な方)

足りなくなりやすい栄養素

プロテイン中心に寄せると、次が不足しやすくなります。

栄養素補える食品
食物繊維野菜、きのこ、海藻、豆類、雑穀
鉄赤身の肉、あさり、厚揚げ、小松菜
ビタミンC果物、ブロッコリー、パプリカ
脂質(適量)魚、ナッツ、オリーブオイル

特に食物繊維はプロテインでは補えません。野菜と汁物を1日2回は入れるよう意識すると、バランスが取りやすくなります。

飲む時間帯別の組み立て方

朝に飲む場合

朝食が軽い方の定番です。プロテイン1杯+できればバナナやヨーグルト。昼と夜は通常どおりで問題ありません。

この日の目安:朝20g+昼20g+夜20g=60g

間食として飲む場合

午後のお菓子の代わりです。食事は3食とも通常どおり。間食が甘いものからプロテインに変わる分、糖質が減ります。

この日の目安:朝15g+昼20g+間食15g+夜20g

夕食前に飲む場合

帰宅が遅い日や、夜に食べすぎる日向けです。夕方に1杯入れて、夕食は主菜と野菜を中心に軽めにします。主食は控えめでも足ります。

この日の目安:朝15g+昼20g+夕方15g+夜15g

やりすぎのサイン

たんぱく質は多く摂ればよいものではありません。次のような状態なら、量を見直してください。

  • 1日に3杯以上飲んでいる
  • プロテインで満腹になり、食事が入らない
  • 野菜や果物をほとんど食べていない
  • お腹の張りや不調が続いている

目安は1日1〜2杯です。腎臓などに持病がある方は、たんぱく質の摂取量について医師に確認してください。

よくある質問

Q. プロテインを飲んだ日は、ごはんを抜くべきですか A. 抜く必要はありません。主食はエネルギー源なので、極端に減らすと日中のだるさにつながります。量を少し減らす程度で十分です。

Q. たんぱく質を摂りすぎるとどうなりますか A. 過剰分はエネルギーとして使われるか、体外に出ていきます。極端な量でなければ大きな問題は起きにくいとされていますが、消化の負担やお腹の張りが出ることはあります。目安量の範囲で続けてください。

Q. 食事だけで50gを摂るのは難しいです A. 各食に主菜を1つ入れるのが基本です。難しい食事(麺類だけ、パンだけ)の回に、卵やヨーグルトを1つ足すだけでも5〜7g増やせます。

まとめ

プロテインを飲む日は、足すより先に何を減らすかを決めると整います。

  • 1杯で15〜20g。残りは食事から摂る必要がある
  • 減らす順番は、甘い飲み物と間食、次に脂質、最後に主食
  • 主菜と野菜は減らさない。食物繊維はプロテインでは補えない
  • 目安は1日1〜2杯。飲みすぎると食事が入らなくなる

まずは今日の食事で、主菜が何回入っていたかを数えてみてください。2回以上なら、プロテインは1杯で十分です。

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