プロテインを甘く飲めない人へ|スープ風に使うときの注意点
甘い飲み物が得意ではない。毎日チョコ味やバニラ味を飲むのは、正直つらい。かといって水で飲むプレーンも味気なくて続かない。
そんな方に向けて書きます。プロテインは甘くして飲むもの、という前提を外すと選択肢が広がります。スープやポタージュのように塩気で使う方法です。ただし加熱には注意点があるので、そこも含めて整理します。
- 甘い飲み物が苦手でも続けられる使い方
- 加熱でダマにならない手順と温度の目安
- スープ風に向くプロテインの種類
- 塩気の味付けの組み合わせ
甘い味が続かない理由
プロテインのフレーバーは、甘い飲み物として設計されています。毎日飲むと、次のようなことが起きやすいです。
- 後味の甘さが残って、食事の前に飲みたくなくなる
- 人工甘味料の風味が気になる
- 食事と味の系統が合わない
味が合わないまま我慢して飲み続けるのは、続かない一番の原因です。無理に慣れようとするより、使い方を変えたほうが早いことがあります。
加熱でダマにならない手順
ここが最重要です。順番を守れば失敗しません。
基本の手順(1杯分)
- スープを作る、またはインスタントスープをお湯で溶かす
- 火を止めて、少し冷ます(人肌〜60℃程度)
- 別の容器に、プロテイン20gと冷たい水や牛乳50mlを入れてよく混ぜ、なめらかにしておく
- その液体を、冷ましたスープに少しずつ加えながら混ぜる
ポイントは2つです。
- 粉を直接スープに入れない:必ず先に冷たい液体で溶いておく
- 沸騰させない:混ぜた後は、温め直さないほうが安全です
ダマになったものは分離して見た目も悪くなりますし、粉っぽさが残ります。手順を1つ増やすだけで防げます。
スープ風に向くプロテインの種類
| 種類 | 向き | 理由 |
|---|---|---|
| ソイ(プレーン) | ◎ | 大豆の風味が和風・中華系の味に合う |
| ホエイ(プレーン) | ○ | 乳の風味があるので、ポタージュ系に合う |
| フレーバー付き | △ | 甘さが残り、塩気とぶつかる |
プレーン(無香料・無添加)を選ぶことが前提です。バニラやチョコのフレーバーをスープに入れると、かなり違和感があります。
ソイのプレーンは、きなこに近い風味があります。味噌汁やスープに入れると、意外になじみます。
味付けの組み合わせ
実際に試してみて、相性がよかった組み合わせです。
和風
- 味噌汁(豆腐とわかめ)+ソイプロテイン:大豆同士で違和感がありません
- すまし汁+ソイ:だしの風味が主役になるので、粉の風味が気になりにくいです
洋風
- コーンポタージュ+ホエイ:とろみがあるので、粉っぽさが目立ちません
- かぼちゃのポタージュ+ソイ:甘みのある野菜と合います
- コンソメスープ+ホエイ:あっさりしていて飲みやすいです
中華・アジア系
- 中華スープ(鶏ガラ)+ソイ+ごま油数滴:香りでまとまります
- 豆乳スープ+ソイ:豆の風味が重なって自然です
避けたほうがいい組み合わせ
- 酸味の強いスープ(トマト系の一部):たんぱく質が分離しやすくなることがあります
- 透明で薄いスープ:粉の風味がそのまま出て、かえって飲みにくいです
スープ以外の塩気の使い方
飲み物以外にも、塩気で使う方法があります。
- ポタージュに混ぜる:市販のポタージュの素に加えるだけ
- お好み焼きやパンケーキの生地に:粉の一部を置き換えます
- ヨーグルトに混ぜて、塩とオリーブオイル:ディップ風になります
ただし、加熱時間が長い料理は向きません。焼き菓子などに入れると、食感が変わることがあります。
注意しておきたいこと
栄養が壊れるわけではない
加熱でたんぱく質の形が変わっても、体内で分解されて使われる点は変わりません。ダマになるのは食感の問題であって、栄養の問題ではありません。
塩分に注意
インスタントスープにプロテインを足すと、スープの塩分はそのままです。1日に何杯も飲む場合は、塩分の合計を意識してください。
量は控えめに
スープ1杯に粉20gを入れると、とろみが強くなります。最初は10〜15gから試して、好みの濃さを探すほうが失敗しません。
飲み方全般の工夫は無糖プロテインがまずい時の飲み方にもまとめています。
よくある質問
Q. 温め直しても大丈夫ですか A. おすすめしません。再加熱でダマになったり、分離したりすることがあります。飲む分だけ作ってください。
Q. 味噌汁に入れると味噌の味が薄まりませんか A. プロテインの分だけ液体が増えるので、少し薄まります。味噌を気持ち多めにするか、粉の量を減らして調整してください。
Q. 料理に使うと加熱で栄養がなくなりませんか A. たんぱく質の構造は変わりますが、体内で分解されてアミノ酸として使われる点は同じです。栄養価が大きく失われるわけではありません。
まとめ
甘い味が苦手なら、塩気で使う方法があります。
- プレーンを選ぶのが前提。フレーバー付きは塩気とぶつかる
- 粉は必ず冷たい液体で先に溶く。スープに直接入れない
- 火を止めて人肌まで冷ましてから加える
- 味噌汁、ポタージュ、中華スープとの相性がよい
今日の味噌汁に、ソイプロテインを10gだけ溶いて入れてみてください。甘い飲み物が苦手でも続けられる形が見つかるかもしれません。